結論から言うと#4のHighlightのエピソードを見て佐野文哉くんという人を好きになったのですが、これに関して180字では収まりきらないくらい語りたいことがあるのでこうして初めて日プ関連の記事を更新します。
ご存知の通り、「僕を敵に回したことを後悔するような結果を残したい」等コメントの端々から読み取れる彼の静かな闘志や、ダンス初心者である他のチームメイトを引っ張っていく優しさとリーダーシップが、Highlightの練習中とても光り輝いていました。実際番組内で映った他のチームメイトから佐野くんへのコメントはどれも素晴らしく(ダンスの技術はもちろん、構成や人柄についてもポジティブな言及が沢山ありましたね)、特に福地くんが「1位になれたのは文哉くんのおかげだ」と言っていて、たった数分の放送の中でも佐野くんの人柄の良さが感じ取れました。福地くんとの振り付けに対する議論も、見方によっては少しきつい言い方に思えなくもなかったのですが、佐野くんの強さは自分のプライドやエゴからではなく、全てチームメンバーとチームの完成度のためでしたね。そして最終的に福地くんの意見を取り入れ、アベンジャーズと呼ばれた1班を焦らせるくらいの完成度の高いパフォーマンスに仕上げることができました。
しかし現場評価の結果は残酷にも12人中7位、そして317対72という圧倒的な差で1班に負けてしまいました。私が個人的に感じたダンスの実力、チームの完成度、裏での頑張りに反した不憫な結果に、大変ショックを受けたというのが佐野くんに興味を持ったきっかけです。細かいことを正直に言うと、彼の容姿や所作、ダンスの美しさに混じる絶妙な残念さが何よりも性癖にささったのですが。
ところが私の中の佐野くんはこれで終わりませんでした。正直#4までほとんど分量がなく、佐野文哉くんという人間が”ダンスの上手い人”以外に、全く分からずにいました。それどころか、上位圏内ではないしバックダンサーやっていたならきっと歌は上手くないんだろう、と決めつけてさえいました。でも、なんとなくやっぱり#4の不憫な結果から佐野くんという人間に興味が湧き、最初のレベル分け評価はどうだったのか、少し見てみるか、と思い立ちました。すると、そこにはまた新しい佐野くんがいました。彼は歌も悪くないではありませんか。ごめんなさい、そのときまであなたを過小評価していたことを許してください、佐野くん。歌、ラップ、ダンス、それぞれ自分の得意なものしかできないという子も沢山いる中で、こんなに整った実力を持っているのにどうしてこの順位なの?というのが率直な感想でした。そして私が応援しなければならないと思いました。
話は少し逸れますが、#4の放映とほぼ同時に別グループの私の推しが電撃脱退するという事件が起こり、個人的にとてつもなく傷心していました。その傷を癒すかのように、しがない私の佐野くんへのツイートに佐野推しの方々が優しく返信をくれ、沢山のいいねやRTをしてくれました。今思えば熱心な布教活動だったと笑えるのですが、そのときは佐野の湯って本当に温かくて優しいんだなぁと感動しました。人々はこうやって新興宗教にハマったり、高い壺を買ったりするんですね、わかります。
これが #あなたの佐野はどこから #私の佐野はここから のエピソードです。
最後に、私が佐野くんのことを一番好きでみんなに知ってほしいと思うところは、ダンスでもビジュアルでもなく、メンタル面です。
自分で言うのもなんですが、私は技術においては厳しい目で見てしまいがちの人間です。端的に言えば、アイドルになるには歌やダンスはある程度できて当たり前だと思ってしまう、ということです。佐野くんの場合、ダンスの技術は十分にあり、また歌もトレーニングによってすごく良くなるポテンシャルを既に持っていると思っています。それらに加えて私が一番に推しているのは「佐野くんがいれば、そのチームは上手くいく」と信じられる点です。チームのために自分に何ができるか、チームがどの方向に行けば良いかを常に考え、それを周りに納得できるように伝え、仲間の意見もしっかり聞きながらチームを作り上げていく。これは佐野くんにしかない唯一無二の個性であり強みだと思います。佐野文哉くんを心から愛し、彼の活躍を強く望みます。みんなに彼の良さを知ってもらいたいです。ここまで読んでくださってありがとうございました。
OVWとしての活動も引き続き応援しています!